インタビュー

これまでにインタビューさせていただい方々

遊び上手
枠を外そう
まだまだ新人
ホクホクの縁側!?

遊び上手

久保
うちで『お着物の会』を開くときに、みんなの着付けしてくださってありがとう。美和子さんが着物をやるようになって何年?
高橋
そうね、子供の小学校の卒業式に着物を着ようと思って始めたから、もう6、7年。
久保
モデル仲間で着物を着て歌舞伎に行ったりしてるのよね。華やかでしょうね!
高橋
みんな面白い着方をするから楽しいの。男物の羽織の生地で作った黒の羽織に、109にあるようなすごい色のファーを巻いたりして。でもそれが合っちゃうから不思議!
 


枠を外そう

久保
洋服の着こなしはひと通りできる人たちだから、着物という素材が新鮮なのよね。
高橋
着物は洋服のセオリーと違って、意外な色と色を合わせたりするものね。でもシルクロードでつながっているせいか、ヨーロッパの色の合わせ方と似ていたりするのよ。ほら、欧州の人って洋服の裏にすごく派手な色や柄を持ってきたりするじゃない。
久保
確かに着物もそう。日本独自の微妙な色合いがちらっとのぞくところも美しい。
高橋
京都の舞妓さんの襟を見せていただいたときに、赤地に金色の模様がパーッと染めてある襟があったの。普段、私たちが着る着物にもああいう襟があっていいと思わない?
久保
そうね。着物にはいろんな縛りがあるけど、そこの枠を一回外してみたいわね。
高橋
縛りね、確かにある、ある。私はちゃんとしたお茶席の形式は徹底して守っていくべきだと思うし、カジュアルなときでも最低限のルールは必要だと思うの。でも昔の日本人は冬だって紬に下駄でOKだったんだから、もうちょっと気楽に着てもいいと思う。
久保
四季によって雰囲気が変わる着物の良さは伝えていきたいと思うけど、格式ばった決まりごとはちょっと外してほしいなぁ。美和子さんにはそこをお願いしたい、私は。
高橋
頑張ります(笑)。私はつけさげに刺繍襟をつけてもいいと思ってる方だから。
 


まだまだ新人

久保
日本刺繍もやってらっしゃるのよね。
高橋
そう、これも奥が深くて面白いの! 子供の頃、私の服はいつも母のお手製で、そこに全部、刺繍が入ってたの。それで自分でも着物に刺繍できるようになりたいと思って習い始めたんだけど‥‥。すぐにそんなに簡単なものじゃないと分かりました(笑)。お教室は50代~80代の方が中心でね。
久保
美和子さん、若手じゃない!
高橋
うん。でも「プレゼントにするから」と頑張ってるおばあちゃまの作品を見たり、お話をうかがったりすると張りが出ます。私も早く黒留袖に刺繍できるまでになりたい!
 


ホクホクの縁側!?

久保
私も刺繍してもらおうかな(笑)。だけどやりたいことがたくさんあって、美和子さんの人生、後半戦はますます忙しいわね。
高橋
20年後にはダンナさまと縁側でお茶を飲みながら、ホクホクした日々を過ごしたいと思ってるんだけどなぁ。でも私の着付けの先生も70代で現役だし、やっぱり忙しい?。
久保
ええ、私の希望としては、美和子さんにはそっちの方向に行って欲しいです(笑)。
 


【編集後記へ】
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